この二つは1949年にデトロイト美術館で行われた展覧会に向けてデザインされたもので、当時、イームズ夫妻が重視していた、工業生産の美しさと日本文化の影響がはっきりと表れています。双方に使用されているワイヤー製のクロスサポートは、イームズワイヤーチェア、イームズワイヤーベーステーブルといった別の作品にも用いられ、全体に統一感をもたらしています。
スペースの大小に限らず、またオフィスでも自宅でも、あらゆる種類のスペースに対して実用性の高い理想的な製品に仕上がっています。レトロな隠し味を感じさせながらも、現代的なスタイルのデザインです。