安定したパーチ(止まり木)
世界初のオープンプラン オフィスであるアクションオフィスをつくったプロプストは、スツールとチェアを組み合わせたデザインを「パーチ(止まり木)」と呼びました。1947年にデザインディレクターに任命されたネルソンは、立って仕事をすることを好み、他の人もそうだろうと考えました。こうして彼は、アクションオフィスのために、ロールトップのスタンディングデスクをデザインしました。二人とも、「人間工学」という言葉が世の中に広まり理解されるよりずっと前に、立って仕事をすることのベネフィットに気付いていたのです。