多彩なデザインがアウトドアに移動

小型でエレガントな直線的デザインのローテーブル。 イームズワイヤーベースローテーブルアウトドアは、あらゆる場所で活躍します。軽量で簡単に動かせるため、シーンに合わせて容易にアレンジしたり、アレンジし直したりできます。複数のテーブルをつなげて大人数で使ったり、色々な場所に配置して少人数ずつで使うことも可能。石材の天板に耐候性のある粉体塗装の採用で、クラシックな1950年のイームズデザインを新しいアウトドアテーブルへと蘇らせました。

一段上を行く

イームズワイヤベースローテーブルを製造するに当たって一番最初のステップは、独特のデザインを自然に引き立てながらも、耐久性をもつ石材を選ぶことでした。

Eamesのワイヤーベース屋外の灰色の椅子と組み合わせた低屋外テーブル。
大理石の頂部と黒いワイヤベースを備えた長方形のEamesワイヤベースロー屋外テーブルの斜めの図。

そこでハーマンミラーは、北米4箇所の採掘場から石材を選び、それぞれの産地の名前を石材に付けました。ジョージアホワイトマーブルは、光沢のある石材で、1920年にダニエル・チェスター・フレンチの手になるリンカーン記念館のリンカーン像に用いられた石材と同じです。 ジョージアグレーマーブルは、曇った灰色の石で、同じ採掘場の石が2004年、ニューヨーク近代美術館の改築に用いられました。 ウィスコンシンブラックマーブルは、独特の黒みがかった石で、輝きを持つグリーンとグレーの模様が入っています。 ケベックグラファイトグラナイトは、わずかに模様が入った深い色合いの花崗岩で、シカゴのジョン・ハンコック・センターに豊かな彩りを添えるために使われました。

採掘された石材は、2cmの厚さの石板をイームズのオリジナルデザインに基づき斜めのエッジにカットし、卵の殻のような質感のマットな仕上げをほどこします。

矩形のEamesワイヤーベース低屋外テーブル、斜めのエッジを持つ2センチメートルの厚さの大理石トップを示しています。