デザイナー: チャールズ・ウィルソン
Carafe Table
柔軟な機能
アーバンライフを象徴するコンパクトなアパートメントでは、あらゆるスペースとテーブルを有効にそしてフレキシブルに使うことが求められます。このニーズに応えるためにキッチンテーブルと仕事用デスクの機能を融合してデザインされたカラフテーブルは、仕事と食事のシーンをスムーズに切り替えることができます。スマートなドロワーには、ケーブルやカトラリー、書類や食事用のリネンなどの多様な小物類を便利に収納できます。ドロワーにある切り込みを通して、デバイスをすっきりとコンセントに接続できます。テーブルの名前の由来となった、皆に飲み物を注ぎ分ける水差しのように、このカラフテーブルは、家族や友人が集う際の楽しい気分を体現しています。
建築的なデザイン
デザイナーのチャールズ・ウィルソンは東南アジアを訪れた際に、ベトナムの伝統的な木材で作られた釣り小屋にインスパイアされカラフテーブルのデザインを思いつきました。 カラフテーブルは背が高く細身でまるで支え木の上に設置されるベトナム様式の釣り小屋のようなフォルムをしています。テーブルの両側から開閉可能な幅が広いドロワーは、事務用品や食卓用品をしまっておくのに最適です。また引き出しの両サイドにあるシェルフにも収納することができます。ウィルソンは次のように語っています。 「優れたダイニングテーブルとは、実用的なワークデスクから、エレガントなもてなしのテーブルへと、スムーズに変化できることが条件です。また、書類やディナーで溢れている時も、物がほとんど、あるいはまったく載っていない時と同じように、美しく見えなければなりません」