ストレージ ウォールからキャビネットシリーズへ
ストレージ ウォールのコンセプトは、Nelsonが長年かけてデザインしたキャビネットシリーズの前身でした。1952年に発表されたローズウッドキャビネットシリーズは、Nelsonのモジュール式収納家具に対するアプローチと、高品質の素材およびクラフトマンシップへの高いこだわりとが統合されて生まれたものです。その後ベニアの種類が増え、デザインのディテールが統一されると、1958年にこのグループの名称が変更されました。このグループの美しい特徴である、ドアとドロワーを支える枠が薄いエッジ(シンエッジ)であることにちなんで名前が付けられました。今日ハーマンミラーは、この名作を、オリジナルデザインを保ちながら、環境に配慮したべニアと仕上げ工程で復刻しました。