デザイナー:Gilbert Rohde

ロード イージーチェア

グリーンとブルーのロード イージーチェア正面図。

気楽な暮らしのスタイル

ハーマンミラーのモダンデザインの歴史は、Gilbert Rohdeが1932年に初代デザインディレクターに就任したときまで遡ります。彼の最後のデザインのひとつが、座面と背もたれ全体にタフトを菱形模様に巧みに施した、包み込むような形のイージーチェアでした。革と厳選された豪華なテキスタイルが加わって、80年以上ぶりに復刻されました。

Rohdeイージーチェア2脚と、ウォールナットバールのRohde Paldaoコーヒーテーブルを備えたラウンジ スペース。

オリジナルのデザイン

Rohdeは1930年代から1940 年代に大衆の間で成功を収めた工業デザイナー第一陣の一人でした。彼の功績は社会がどのように変化しているかを見極め、新しいアイデア、マテリアル、形などを通じて人々のニーズを先取りするデザインを提案する能力にありました。Rohdeは、ハーマンミラーの創設者であるD.J. De Preeにこう言ったことがあります。「ハーマンミラーはもはや家具を作っているだけじゃない。暮らしかた、つまりライフスタイルを作っているんだ。」

ブルーのロード イージーチェア正面図。

真のモダニズム

このコレクションに見られる有機的でバイオモルフィックな形は、Rohdeが1940年代の美術界から得たインスピレーションを明確に表しています。一見、イージーチェアは伝統的なタフトパターンのデザインを思い起こさせます。しかし、その丸みを帯びた背もたれと包み込むような座面は、Rohdeが自身のデザインの多くで使用したのと同じ曲線的で有機的な形をしており、当時の他のどの椅子とも異なるものでした。この椅子の卓越した職人技と豪華な張地を通して、誠実なマテリアルと機能のシンプルさに重点を置いた彼の姿勢は、会社の基準を確立する上で極めて重要でした。そして、彼のアプローチはこれらの製品を使用する人々に焦点を当てていたため、タイムレスなデザインに感じられるのです。

スケッチ - ロードイージーチェア

仕様

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ギルバート・ロードの肖像画

Gilbert Rohde

ハーマンミラーの初代デザインディレクターを務めたGilbert Rohdeは、モダンデザインの方向性を形作るのに貢献し、会社の中核における重要な役割を社外デザイナーのために確立しました。

デザイナーの詳細