バランスの問題
サム・ヘクトとキム・コリンは、使われる場面への深い思慮によって際立った、ディテールに対するきめ細やかな配慮が反映された製品をデザインしています。ヘクトはロンドンっ子で、インダストリアルデザインの教育を受け、沈思黙考型で、シンプルさに最も魅力を感じています。コリンはカリフォルニア出身の建築家で、感情を豊かに表すタイプで、気持ちを動かすもの、スケール感、ランドスケープ、文化、といった彼女の得意分野で感覚を働かせられるものに惹きつけられています。このマクロ/ミクロのバランスが、 プレックスラウンジファニチャーのデザインに美しく表れています。