デザイナー: ジョージ・ネルソン

Nelson Daybed

ソファポジションに置かれたライトグレーのネルソンデイベッド(45度の角度から見たビュー)

シンプルさと安らぎ

ソファポジションに置かれたライトグレーのネルソンデイベッド(45度の角度から見たビュー)

ネルソンデイベッド

汎用性のある洗練されたタイムレスなネルソンデイベッドは、寝室、リビングルーム、オフィス、保育園など、どんなセッティングにも簡単に馴染みます。背もたれ、またはサイドボルスターは取り外し可能なので、ソファからベッドに簡単に変えて、一休みしたり、たっぷり一晩休んだりできます。

1949年にジョージ・ネルソンによってデザインされ、復刻版はオリジナルのまま、木製プラットフォームの斜めのエッジやクッションの丸い縁かがりなど、細部に細工を施して、オリジナルと模造品との違いを際立たせています。ステンレス製のヘアピンレッグまたは先が細い木製レッグがネルソンのクラシックな雰囲気を醸し出しています。軽量感のある美観を維持しながら、サポートと耐久性を高めるために、二重構造のフォームでクッション性を強化しています。住宅やアパートのサイズが小さくなるにつれて、ネルソンデイベッドのような多目的な家具は、どの部屋にも実用的で洗練された存在感を与えます。

デザインストーリー

アメリカのミッドセンチュリーモダニズムで最も影響力を持つデザイナーのひとりであるジョージ・ネルソンは、1945年にハーマンミラーに入社し、25年以上にわたってデザインディレクターを務めました。この間、彼はハーマンミラーコレクションとして知られるようになった、現代の生活のためにデザインされた製品グループを包括的に企画しました。

オフィスのロビーに置かれ、ソファとして代用されるネルソンデイベッド2台のビンテージ・ブラック・アンド・ホワイトフォト
ネルソンデイベッド2台のビンテージ・ブラック・アンド・ホワイトフォト。1台はベッドポジションに、もう1台はラウンジポジションに置かれている

進化するニーズ

ネルソンは、1941年に自分で使用するためにデイベッドの初期バージョンを設計し、その後オリジナルデザインを改良して1949年に発表しました。ネルソンは、デザインは人間の行動の変化に応じて進化するべきだと主張しました。彼の理想的なインテリアスペースでは、家具は全体に関わり合うように設計されています。ネルソンデイベッドは、そのフォルムと用途の点で固有の柔軟性を持ち、この哲学を示す実例となっています。過去の広告が指摘しているように、ネルソンデイベッドは「リビングルームとしても機能する寝室に理想的」です。

「絶えず動いている時代において、平面こそが決め手になると気づきました」

ジョージ・ネルソンについて

製品デザイナーGeorge Nelson