デザイナー: チャールズ&レイ・イームズ

Eames Sofa Compact

赤Eamesソファコンパクト、正面から見える。
 

余分なものを削ぎ落とした、すっきりした外見のミッドセンチュリーインテリア

Eamesソファコンパクトで、職場のラウンジにあるEames Walnut Stoolの横に縞模様のファブリックが付いています。

イームズソファーコンパクト

1m80cmを超える3人掛けのソファーが、なぜ「コンパクト」という名前になっているのでしょうか。それはすっきりとした外観をもつこのイームズソファコンパクトが、伝統的なソファを置くには十分なスペースを確保できない一般家庭、重役室、ラウンジなどの場所にもぴったり収まるサイズに設計されているからです。ミッドセンチュリーの典型ともいうべきこのソファは、大きさはコンパクトでありながら、長椅子に求められる快適性はすべて確保されています。余分なものを削ぎ落とした、すっきりした外見でありながら、広々とした座席を提供し、強いインパクトを与えます。

 

スペースのない場所にも 十分な快適性を

十分な快適性を 豪華で重厚なソファーに期待される快適性をすべて備えながら、昔ながらの大きなソファーが入らない場所にもぴったり収まるイームズソファーコンパクト。家庭の玄関ホールや書斎、作業用の部屋から、ホームオフィス、オフィスの重役室、ラウンジ、受付、さらには小さなアパートのリビングまで。場所を取らず、部屋のスケール感を損なうことなしに、ゆったりと座れるスペースを提供します。

赤いEamesソファコンパクトの3/4のリアビュー。
発泡スチロールシートとバッククッションとクロムメッキスチールレッグが特徴のブラックEamesソファコンパクトの斜めから見た図。

耐久性を高めるさまざまな配慮

発泡素材のパッド材が2列に並んだ背もたれは縁かがりが強化されており、ウレタンフォームのシートクッションは、スチールとワイヤースプリングの骨組みの上で、ファブリックで補強されたゴム製ウェビングベルトによってしっかり支えられています。スチール製の本体フレームには黒いエナメル塗装が施され、管状のスチールレッグはさびにくいクローム仕上げ。ステンレススチール製のグライズの底にはゴムもついています。

デザインストーリー

 

1940年代、チャールズ&レイ・イームズはカリフォルニア州ロサンゼルスのパシフィック・パリセーズに「イームズ・ハウス」と呼ばれる自邸を設計しました。 イームズソファコンパクトは、この自邸にあった作りつけのソファから誕生したものです。イームズ夫妻はそのソファーを非常に気に入り、まずはワイヤーソファーとして独立型のものを完成させました。 その後、夫妻はさらに現行のモデルを開発。 1954年から今まで製造が続けられています。

それまでの、かさばる豪華なソファーとは似ても似つかない、すっきりとした軽やかなデザインが特徴です。従来のソファーではかさばりすぎたり不釣合いに見えてしまったりする小さめの部屋や空間にぴったりなこのソファーは、もちろん大きな部屋で使っても、広々としたモダンな空間を美しく演出できます。

 

赤いEamesソファコンパクトの部分正面図で、ミニマルな中世のスタイルを示しています。

Herman Miller x HAY

Classic Eames designs thoughtfully reimagined by Danish design house HAY.

View the Collection

イームズソファコンパクト。背景色はセージ。

「ディテールは単なるディテールにとどまりません。ディテールが製品を作るのです」

チャールズ&レイ・イームズの詳細情報

製品デザイナーRayとCharles Eames