広く知られたフォルム
イームズ ラウンジチェア&オットマンが誕生したきっかけは、チャールズとレイがプライウッドの成型を試みたこと、そして多くの家庭のリビングルームにあるおなじみの家具をもっとよいものにしたいと考えたことにありました。つまり、ラウンジチェアです。英国のクラブチェアにインスピレーションを得たチャールズは、モダンなクラブチェアをデザインしたかったと述べました。「まるで使い込まれた一塁手のミットのように温かく包み込むような外見」を持つものに。発表後ほとんどすぐに、このデザインはアメリカンデザインの象徴になりました。現在、この作品は美術館に収蔵されているだけでなく、あらゆる場所にスタイルと快適性を届け続けています。
比類なきクラフトマンシップ
ラウンジチェア、オットマンとも、ディテールにまで細心の注意を払って手作業で組み立てられています。シェル部分は、7層のベニアで出来ています。クッションはそれぞれに張地が張られていて、交換可能です。チェアの背もたれの支柱、ならびにチェアとオットマンの脚部はアルミダイキャスト製です。チェアの脚部には、回転機構、天然ゴム製のショックマウントがついており、ステンレス製のグライズは調節が可能です。