仮眠の問題を解消

1955年、映画のロケ撮影中だったビリー・ワイルダー監督は、木挽き台に支えられた細長い厚板の上に横たわり、そこで熟睡せず短時間だけ仮眠が取れることを発見しました。この発見がきっかけとなり、ワイルダーは友人であるチャールズ&レイ・イームズに、幅の狭いオフィス用の長椅子が必要だと提案。イームズ夫妻はこの話を忘れず、1968年にイームズチェイスを発表。 最初の製品をワイルダー監督に贈りました。以来、このイームズチェイスは、ハーマンミラーによって製造が続けられています。

黒い革のEames Chaiseの斜めから見た図。黒いフレームと2つの追加ルーズクッションが付いています。

「デザイナーの役割は、ゲストのニーズを事前に察知する、非常に優れた、思いやりのあるホストのようなものだ」

チャールズ&レイ ・イームズの詳細情報

製品デザイナーRayとCharles Eames