2015年7月22日
ハーマンミラーの “Living Office®” を体現する新しいファニチャーを発表
イヴ・ベアールによる “Public Office Landscape®” と
サム・ヘクト&キム・コリンによる “Locale®” を発表
米国の家具メーカー、ハーマンミラー社(本社:米国ミシガン州、President&CEO:ブライアン・ウォーカー)の日本法人であるハーマンミラージャパン株式会社(住所:千代田区丸の内2-1-1、代表取締役社長:松崎勉)は、アイデアを創出する「人」を中心にオフィスをつくる考え方 “Living Office®” (リビングオフィス-生きているオフィス)を体現する新しいファニチャー “Public Office Landscape®” (パブリックオフィスランドスケープ) と “Locale®” (ロカール) を発表します。
【Public Office Landscape (パブリックオフィスランドスケープ)】 デザイナー: イヴ・ベアール
いつでもどこでも仕事ができるようになってきている現代、オフィスはコラボレーションの場としての役割が重要になってきています。そして多くのコラボレーションがデスクで行われているという現状を把握したデザイナーのイヴ・ベアールは、仕事をするデスクとカジュアルなコミュニケーションの場を融合させ、オフィス全体にコラボレーションの場をつくるソリューションをデザインしました。ベアールは、18ヶ月にわたりプロトタイプを自らの事務所で使用して、コンセプトに磨きをかけました。Public Office Landscape (パブリックオフィスランドスケープ)は、コラボレーションエリアと個人用のデスクをすぐ近くに配置、または個人用のスペースの一部にコラボレーションエリアを設置することが可能で、生産性の高い交流を促します。デスクとグループエリアすべてを一貫したデザインでまとめながら、快適さを提供します。
Public Office Landscapeの中核となるソーシャルチェアは、人間工学に基づいてデザインされ、さまざまな人が仕事をするときのあらゆる姿勢に対応します。座りながら交流することを促し、チェアのトップの部分はデスクやストレージにシームレスにつなげられます。税抜価格は、ソーシャルチェア1脚201,900円~。
「より柔軟で流れるような働き方をサポートしながら、交流という人間の基本的なニーズにも着目したデザインを作りたかったのです」 - イヴ・ベアール
【Locale (ロカール)】
ハーマンミラーの研究によると、ここ数十年で、コラボレーションして働くことが生産性を高める傾向にあることがわかってきています。デザイナーのサム・ヘクトとキム・コリンは、コラボレーションが重要であるにもかかわらず、いまだ人びとの働き方とオフィスにはギャップがあることを認識し、Locale (ロカール) をデザインしました。Localeは、広々としたオープンプランのオフィスのなか、人びとを結び付ける役割を果たします。
直線的で重心が低く、建築物のような存在感を持つ横長の Workbase(ワークベース)ユニットは、Locale の中核的存在となります。デスクや収納、ちょっと座るための場所を提供します。
税抜価格は、デスク(W1803 x D1205 x H736mm)1席で549,700円~。
「才能ある優れた人材を維持するためには、企業は働く人びとが互いにつながることのできる空間を提供し、オープンプランをもっと活用しなければなりません」 - サム・ヘクト&キム・コリン
【ハーマンミラー社について】
1923年、米国ミシガン州ジーランドに設立。「デザインとは問題を解決するためにある」という考えのもと、優れたデザイナーたちとパートナーシップを築き、人々に愛用され続けている数々の名作を世に送り出しています。まわりの環境をより良くすることに努め、感動をもたらすデザイン、革新的な技術や戦略的なサービスを提供します。2014年度の収益は19億米ドルを超えています。革新的なビジネス手法と社会的責任への深い関与によって、世界的企業としての地位を確立しています。スミソニアン・クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館より全米デザイン賞を受賞したハーマンミラー社は、米国の人権擁護団体ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)財団が毎年発表する企業内での公平な扱いへの取り組み評価指数でも最高点を獲得し、「Industry Week」誌の全米トップ製造業50企業にも選ばれています。ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスに連続して選定され、シンボル名MLHRでナスダック・グローバル・セレクト・マーケットに上場しています。