2023 年 7 月 25 日

ルヴァ モジュラー ソファ、3 人掛けと大理石と黒檀の天板を使ったサイクレイド テーブル。

ハーマンミラーがルヴァモジュラーソファグループとサイクレイドテーブルを発表。この 2 つの芸術的なデザインを手掛けたのは、ポルトガルを拠点に活躍するシンガポール人デザイナー、ガブリエル・タンです。常に新しい方法で分野の枠を超え、伝統工芸と技術を再解釈しようとしているタンがオマージュしているのは無数の文化的接点であり、これが驚くほど快適で機能的なデザインにつながります。

「ガブリエルとのパートナーシップは実に喜ばしいことです」と言うのは、ハーマンミラーの社長、ベン・ワトソンです。「ハーマンミラーの自慢は世界のトップデザイナーとのコラボレーションです。タンはデザイナーとして職人の技術を守り高めることに専念しているだけでなく、ダイナミックな家具を作り出し、あらゆる場所にいるお客様の進化するニーズに対応しています。」

「成功したデザインをどのように解釈するかは、人によってさまざまです。出身地が違えば、こうしたデザインに対する解釈や関わり方は世界中でそれぞれ異なってきます。」とタンは付け加えます。

ルヴァモジュラーソファはくつろぎとサポートの二面性を兼ね備えています。驚くほど使い勝手が良く、ビジュアル面でも魅力的なのです。ルヴァ(ポルトガル語で「グローブ」)は、ポルトガルのポルトにあるタンのスタジオで、ボクシング用グローブの柔らかなグリップとパッド入りのサポートからインスピレーションを受けてデザインされました。また、繊細な丸みを帯びたトップ部分は、日本の敷布団にヒントを得ています。これにより生まれたデザインは、自然なテキスタイルと有機的なラインを基調とし、個性的かつ視覚的に柔らかなフォルムが特徴です。ボクシング グローブをイメージしたデザインのルヴァは、背もたれを広げるとラウンジ型になり、リラックスした姿勢で座ることができます。閉じて「こぶし」の形にすると座面のサポート力が増し、おしゃべりを楽しむにも仕事をするにも最適です。ルヴァの多彩な配置により、アームチェアや寝椅子、さまざまなソファまで対応しています。取り外し可能なオットマンにより、さらにバリエーションが広がります。座面下部の近くにある隠しバーを使用して、手触りの良い柔らかな美しさを変えることなく、簡単に連結したり切り離したりすることができます。

タンの 3 つのテーブルで構成されるサイクレイドテーブルは、島々が滑らかに集まったり離れたりするパンゲア大陸の形をイメージしています。有機的かつユニークで個性的なテーブルは、個別でも組み合わせてもお使いいただけます。高さの異なる3つのテーブルは入れ子にすることができ、さまざまな用途に対応。個別に使用しても、その多彩なフォルムが輝きを放ち、滑らかな曲線を描くエッジと好奇心をくすぐる余白がバランスよく調和します。サイクレイドには、おもてなしにもオブジェやグリーンを飾るのにも便利なガラスボウルがオプションで組み込まれたローテーブルのほか、ミドルテーブル、ハイテーブルがあります。そのため、どのコンフィギュレーションでも、リビングスペースの中心にふさわしい彫刻のような美しさが生まれ、タンがインスピレーションを受けたイサム・ノグチに対する敬意も感じられます。

ご契約のお客様については、本製品はハーマンミラーと MillerKnoll のディーラーから世界中でご購入いただくことができます。在庫は状況によって異なる場合があります。詳細は、お客様の地域のハーマンミラーのウェブサイトをご覧ください。

ハーマンミラーについて

20 世紀を通じて、ハーマンミラーは、人の力を最大限に引き出す問題解決型のデザインへのコミットメントを指針としてきました。ハーマンミラーは今日に至るまで、ジョージ・ネルソン、イームズオフィス、イサム・ノグチといったミッドセンチュリーの巨匠や、ロバート・プロプストやビル・スタンフといったリサーチ志向のビジョナリー、Industrial FacilityやStudio 7.5といった現代の革新的なスタジオなど、各時代で最も先見の明のあるデザイナーたちと非常に重要な関係を築いてきました。ハーマンミラーは、人間工学を採用した家具の誕生から20世紀の最も象徴的な作品の製造に至るまで、デザイン、イノベーション、ソーシャルグッドの永続的な遺産を築きながら、いつまでも影響を与え続ける時代を超越したデザインを開拓してきました。ハーマンミラーは、「私たちが住む世界」をデザインするために集結したダイナミックなブランド集団、MillerKnollの一員です。詳しくは、hermanmiller.com/about をご覧ください。

ガブリエル・タンについて

ハーマンミラーのルヴァモジュラーソファグループとサイクレイドテーブルを手掛けたのは、デザイナーのガブリエル・タンです。彼の作品では、人間と家具の交流、つまり、私たちがどのステージにいようと、家具をどのように使用し、生活に合わせて構成するかを模索しています。ガブリエル・タン・スタジオは 2016 年に彼の故郷であるシンガポールに設立されました。その後 2020 年、タンは家族とともにポルトガルのポルトに移住。両方の都市にスタジオを構えてその影響を活用し、両都市の文化的接点を探っています。また、ポルトガルでは Origin Made というデザインブランドを立ち上げ、地元の小規模な生産者と連携して家庭向けの工芸品を作っています。タンは、ハーマンミラー、B&B Italia, Abstracta、Design Within Reach などの選りすぐりの国際的なブランドのデザインを手がける一方で、日本の家具ブランド ARIAKE のクリエイティブディレクターも務めています。詳細は、gabriel-tan.com をご覧ください。

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