2021年4月15日
ハーマンミラーがコロナ後に向けたオフィスコレクションを発表
OE1 ワークスペースコレクションで、アジリティとモジュール性を追求し、新しい仕事様式に適したオフィスを設計
ミシガン州ジーランド:2020年のコロナウイルスの流行は誰もが予期しない出来事でしたが、企業や個人の新しい仕事様式に関するヒントを与えてくれました。ワクチンが世界的に供給され、感染率が低下し、地方自治体が地域の公園やレストランの制限を解除し始めているという事実を踏まえ、世界中のCEOは、今後の仕事形式にふさわしい新たなオフィスソリューションを探し求めています。
あらゆるワークプレイスの革命を牽引してきたハーマンミラー(NADSAQ:MLHR)は、パンデミックを乗り越え、その後の新しい仕事環境に備えるために様々な規模の企業と協力し、何千時間にも及ぶ研究を重ねてきました。この研究で明らかとなったのは、、現在有効なワークスペースの設計に伴うすべての課題に取り組むと同時に、不確実で変化が予測できない未来での成功に向けて準備できるような、広範なソリューションを組織が切望していることです。これはハーマンミラーのワークプレイス・ストラテジストがパンデミック以前に予測していたことでした。
OE1 ワークスペースコレクションの登場。OE1は、アジリティ、機能性、モジュール性を全て考慮することで、将来の予測不可能性に適応する最新のオフィス製品です。OE1は、多様な仕事環境で使用できる幅広いアイテムを提供する一方、成長をはじめ新しいニーズや要求、さらには世界的パンデミックのような予期せぬ事態にも適応できる柔軟性を備えています。
「このプロジェクトはパンデミック以前に始動しましたが、昨年の研究調査で、この製品ラインの必要性に確信が持てました」と、ハーマンミラーのグローバルリサーチ・インサイト責任者であるライアン・アンダーソンは述べています。「人々が在宅で働くことを余儀なくされ、現在の仕事形式が変化し続け、将来が予測できない今、従来の働き方は困難に直面しています。この変化は今後も続き、ワークスペースは常に適応しなければいけなくなります。人々は、より幅広い多様性、選択肢、および管理に対する準備ができており、仕事環境が自分の業務に即したものになることを望んでいます。OE1はその要望を可能にします。」
OE1は、モバイルテーブル、可動壁、高さが調節可能なワークステーション、ストレージトロリーなど今後欠かせない製品コレクションです。理想の仕事環境と場所に適応し、様々な組み合わせを試してワークプレイスを再設計することを可能にしつつ、従来の職場環境でさえも実現します。ワークスペースを自由自在に変更できるようにすることで、現在必要なソリューションを見つけるだけでなく、必要に応じてすぐに調整できるため、業務に良い影響をもたらします。組織の将来の不確実性リスクを軽減する一方、従業員が自分の仕事に最適なワークスペースを作成できるように設計されています。
「OE1では、職場の再構成を従業員の『手』に委ねています」と、ハーマンミラーのシニアバイスプレジデント兼グローバルワークプレイスゼネラルマネージャーであるマリサ・バイラントは述べています。「これは、組織と従業員の両方にとって大きなメリットとなります。組織としては、施設の再構に多額の費用をかけることなく、建物の耐用年数にわたってワークスペースの生産性、関連性、そして理想を維持することができます。従業員は、効率的な業務プロセスを促進するために、職場スペースに自由自在に変更を加えることができるようになり、目標達成に向けて手助けを得られます。不動産は動くことができませんが、仕事は非常に流動的です。OE1は、組織が新時代のビジネスで成功することを手助けするため、ワークプレイスをその時代の仕事に適合させられるよう設計されました。」
OE1は、Industrial Facilityの著者であるサム・ヘクト氏とキム・コリン氏と共同で製作されました。チームは、業界のエコシステム全体を理解するために世界中を訪問しました。これには、未来の仕事形式を取り巻く新しい身体的および文化的変化を理解するという目的がありました。サムとキムは、これらの未来の兆候を特定して、OE1 ワークスペースコレクションの一連の製品を慎重に作成しました。
「私たちが気づいたことの1つとしては、家具が設置された後にも、変更を必要とする場合があるということです。全体像に着目すると、その変化の大きさと速さに気付くようになります。そのため、OE1は形にはまらず、その現場の寸法の変化に対応するために様々な役割を果たします」とサム・ヘクト氏は述べています。
「OE1は柔軟性と様々な選択肢をユーザーに提供し、人々(組織だけでなく)はその品質を身を持って体感できます」とキム・コリンは述べます。「私たちの課題は、今までになかった物を発明すると同時に、それを身を持って感じられるほど便利にすることでした。OE1は、すべてが互いに調和しており、その組み合わせによってクオリティが落ちないように設計されています」と彼は続けます。
OE1は個別の製品として、あるいはコレクション全体として使用することができ、既存のスペースにシームレスに統合することも、まったく新しいスペースを作成することも可能です。これにより、組織は新しいワークスプレイスの作成や、パンデミック後の仕事環境に合わせた戦略的な既存施設の改善で多大なメリットが得られます。企業はその規模を問わず、OE1がより優れたアジリティとワークプレイス体験を提供することに気付くでしょう。OE1は、組織全体からチーム、そして個人に至るまで、変化する目標や個人の好みに合った柔軟かつ流動的な仕事環境を容易に作り出します。簡単に移動や分解ができるテーブル、スペースを仕切って境界を作る便利な壁、環境に順応可能なその他のOE1製品それぞれが、、永続性や固定といった概念を捨て、スペースが様々なニーズを満たすのに役立つように綿密に設計されています。何よりOE1は、(想定のあるなしに関わらず)短い時間で迅速に移行し適応できるソリューションに投資したという安心感を与えることを目的としています。
OE1コレクションの詳細については、当社のウェブサイトをご覧ください。
プレスコンタクト:
ハーマンミラー
エリカ・ハンバート
Media_relations@hermanmiller.com
616-654-5977
ハーマンミラーについて
ハーマンミラーは、デザイン界のリーティングカンパニーとして世界的に高く評価されています。1905年の創業以来、ハーマンミラーの革新的で問題を解決するデザインと家具は、人が暮らし、働き、学び、癒し、遊ぶいかなる場所においても、その家具を使う人に最高のインスピレーションを与えてきました。2018年にハーマンミラーは、Colebrook Bosson Saunders、Design Within Reach、Geiger、HAY、Maars Living Walls、Maharam、naughtoneなど、相互補完を目的として厳選されたブランドファミリー、ハーマンミラーグループを創設しました。ハーマンミラーグループは、人類のために役立つ設計という共通の理念に導かれ、お客様にとって大切な場所を形作り、すべての人々にとってより公平で持続可能な未来に貢献します。詳しくはこちらをご覧ください:www.hermanmiller.com/about-us。
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