ハーマンミラー、イームズターンドスツールコレクションに新作を追加

ハーマンミラーは、レイ・イームズとチャールズ・イームズによるデザインと技術図面にインスピレーションを得てアップデートし、新たにイームズターンドスツールと名付けたこの作品を発表できることを嬉しく思います。かつて「イームズウォルナットスツール」と呼ばれていたこの象徴的なスツールは、これまでウォールナット無垢材を使用して、3つのシェイプで展開されていました。名前を新たにしたこのイームズターンドスツールは、コレクションに4番目のシェイプを加え、エボナイズアッシュ仕上げもお選びいただけるようになりました。

ハーマンミラーが今年100周年を迎えるにあたり、アップデートされたこのイームズターンドスツールは、ブランドの豊かなデザインの伝統と、これまで保たれてきたものの再現と再解釈への継続的な取り組みを尊重しています。この象徴的なデザインは、1960年にチャールズ・イームズとレイ・イームズがニューヨーク市のロックフェラーセンターに新しく建設されたタイムライフビルの3つのロビーのデザインを依頼されたときに生まれました。このスツールはプロジェクトの最も有名な要素の1つとなり、ハーマンミラーのコレクションの中で最も有名な作品の1つとなりました。

MillerKnollのグローバルアーカイブ＆ブランドヘリテージ担当ディレクターのエイミー・アーシャマンは次のように述べています。「米国議会図書館の写真文書とハーマンミラーアーカイブの技術図面によると、イームズオフィスは当初、10種類のデザインの回転スツールを試作しました。これら10種類のデザインのうち、4つがタイムライフビルのロビーに選ばれ、3つがハーマンミラーの製品ラインに採用されました。Dシェイプは元々タイムライフビルのロビーに採用されたデザインの1つです。それが今、この象徴的なイームズデザインファミリーに加わり、このファミリーの価値をさらに高めます」

この彫刻を想わせるスツールは、多様な機能とシェイプを備えており、サイドテーブルや美術品としても利用できます。各スツールの上面と下面にはへこみがあり、どちらを上にしても置けるようにデザインされています。これは、一時的な来賓向けのチェアとしてだけでなく、本や飲み物を置くのにも適しており、さらには彫刻のようなオブジェクトにもなります。

4つのイームズターンドスツールはすべて、オリジナルのウォールナットの無垢材製と、新たに加わったエボナイズアッシュ仕上げのいずれかをお選びいただけます。新たに加わった4番目のシェイプは、2つの厚い円形ディスクを特徴とする真ん中の部分が特徴です。すべてのシェイプで、同じオリジナルの寸法とクラフトマンシップを採用しています。ハーマンミラーの店舗およびオンラインで、またはご契約のお客様についてはハーマンミラーとMillerKnollのディーラーからご購入いただけます。在庫については、各地域のハーマンミラーのウェブサイトをご覧ください。

ハーマンミラーは、ヨーロッパと中東を除くすべての市場向けに、チャールズ・イームズとレイ・イームズによる家具デザインを唯一認可されたメーカーです。ヨーロッパと中東地域のお客様は、Vitraにお問い合わせください。

ハーマンミラーについて

20世紀を通じて、ハーマンミラーは人の力を最大限に引き出す問題解決型のデザインへのコミットメントを指針としてきました。ハーマンミラーは今日に至るまで、ジョージ・ネルソン、イームズオフィス、イサム・ノグチといったミッドセンチュリーの巨匠や、ロバート・プロプストやビル・スタンフといったリサーチ志向のビジョナリー、Industrial FacilityやStudio 7.5といった現代の革新的なスタジオなど、各時代で最も先見の明のあるデザイナーたちと非常に重要な関係を築いてきました。ハーマンミラーは、人間工学を採用した家具の誕生から20世紀で最も象徴的な作品の製造に至るまで、デザイン、イノベーション、ソーシャルグッドの永続的な遺産を築きながら、独自性があり、いつまでも影響を与え続けるような時代を超越するデザインを開拓してきました。ハーマンミラーは、「私たちが住む世界」をデザインするために集結したダイナミックなブランド集団、MillerKnollの一員です。詳しくは、hermanmiller.com/about をご覧ください。