ハーマンミラーは次期社長兼最高経営責任者にアンディ・オーウェンを選出

グローバルデザイナー兼家具製造メーカーであるHerman Miller, Inc. (Nasdaq: MLHR) は今日、取締役会が8月22日付けでブライアン・ウォーカーの後任に次期社長兼最高経営責任者としてアンディ・オーウェンを選出したことを発表しました。オーウェン氏は8月22日付けで社の取締役にも選任されています。彼女はGap Inc.で25年のキャリアがあり、最近ではバナナ・リパブリックのグローバルプレジデントとして27カ国の600以上の店舗に勤務する11,000人の従業員を統率した後ハーマンミラーに入社しました。この決定は以前に発表されたリーダーシップ後継計画プロセスの一環です。

取締役会のMichael A. Volkema会長は、次のように述べています。「ハーマンミラーの長いキャリアの中で、ブライアンがリーダーシップを発揮し、多くの成果を達成したことについて深く感謝しています。わが社はブライアンが策定した、ビジネスを総括的に成長させ、マルチチャネル機能を拡大し、当社の好調な勢いを加速させる戦略にフォーカスし続けます。

Volkema氏は「アンディのリーダーシップの下、ビジネスは契約および消費者顧客両者の新市場の成長につながるチャンスをつかむことになるでしょう。アンディにはこのミッションを成功させるための才覚、才能、そして専門知識が備わっています。彼女は、変化し続ける顧客の好みや行動に対して、ブランドの可能性をどのように実現するかを理解しています。彼女を迎えられることを非常にうれしく思っています。」

オーウェン氏の手腕は、契約家具に関する広い専門知識と小売能力の成長で構成されるハーマンミラーのリーダーシップチームを強力に補ってくれます。Gap Inc.の在任期間中、彼女のキャリアは多くの部門とブランドにわたるものでした。彼女は今日のハーマンミラーの戦略的方向性に沿った多様なスキルセットを開発し、それはデジタルやオムニチャネル変換から設計、製品開発、サプライチェーン管理にまで及びます。

Gap Inc.の社長兼最高経営責任者であるArt Peck氏は、「私はアンディとその能力を信じてます。彼女はGapのブランドポートフォリオ全体で長年にわたり成功を収めており、そのビジョンとリーダーシップが象徴的なハーマンミラーブランドをどこに導くか目にするのが非常に楽しみです。

彼女の業績には、新しい「デジタルファースト」成長戦略の開発、革新的なマーケティングと新しい顧客獲得戦略の導入、主要市場におけるグローバルな展開の推進などがあります。オーウェン氏は従業員を重視したチームの構築に焦点を当て、見事な成果を挙げました。彼女の価値を中心に据えたアプローチはハーマンミラーと共通のものです。

ウォーカー氏は次のように述べました。「ハーマンミラーはアドレス指定可能な市場機会の表面をひっかき始めたにすぎません。アンディの結果を出してきた経験豊富なリーダーとしての体験が、社内の優れたリーダーシップチームと組み合わされば、ハーマンミラーのブランドファミリーは新たなレベルに到達することとなるでしょう。今は会社にとってエキサイティングな時期であり、アンディの就任が円滑に進むことを楽しみにしています。」

オーウェン氏は「ハーマンミラーは業界ナンバーワンであるという評判を得ています。会社を統括し、世界トップクラスのブランドポートフォリオを進化させつづけられることを誇りに思います。マネジメントチームや組織全体と協力して、ハーマンミラーの核である革新と優れたデザインのレガシーに連なる仕事を成し遂げたいと思います。」と語っています。 

アンディ・オーウェン - 職歴
アンディ・オーウェン氏は、2018年8月22日付けで次期社長兼最高経営責任者と取締役会員に就任しました。2014年から2017年まで、28億ドルのブランドであるバナナ・リパブリックのグローバルプレジデントとして活躍。彼女はGap Inc.の下、このグローバルオムニチャンネル部門のあらゆる側面を統括しました。

Gapでのキャリアでは、

• 27カ国以上に600以上の完全所有店舗とフランチャイズ専門店およびアウトレットストア、4カ国でのウェブサイト、11,000人以上の従業員を抱える28億ドル企業であるバナナ・リパブリックを完全なP&L責任をもって統括
• グローバルアウトレット部門を完全なP&L責任をもって統括
• お客様と社員の意見に基づきブランドのクリエイティブプラットフォームとビジョンを開発
• 製品の品質基準を戻し、お客様のご意見、サプライチェーンの柔軟性、スピードを向上させるための製品パイプラインを再設計
• デジタル/社会投資、インフルエンサーとのパートナーシップ、データマイニングを重視した画期的マーケティングと新しい顧客獲得戦略を導入
• 「デジタルファースト」の構造、プロセス、成長戦略を生み出す完全オムニチャネル型の組織変革を統率し、計画および主な業界標準を上回るWebセールスと利益を生み出した
• 中国とヨーロッパでGapファクトリーストア部門を立ち上げ、初年度に利益を計上
• Gapファクトリーオンライン部門を立ち上げ、最初の6カ月間で売上と利益予測を二倍に増加
• 企業文化を変え、イノベーションを進めるため、外部とオムニ/デジタルエクスペリエンスのバランスを改善する高機能リーダーシップチームを結成

今日、オーウェン氏はTaylor Morrison Home Corporation (NYSE: TMHC)、Goal Fiveおよび養護施設児童を支援するFirst Place for Youthの理事としても名を連ねています。彼女はウィリアム・アンド・マリー大学の学士号を取得し、ハーバード・ビジネススクールでアドバンスト・マネージメント・プログラムを修了しました。

ハーマンミラーについて
ハーマンミラーは、家具および関連技術とサービスにおいてグローバルな認知度を獲得している企業です。ミシガン西部に本社を置く創業113年の同社は、革新的なデザインで人間が働き、生活し、学び、癒しを求めるためのあらゆる問題を解決してきました。ハーマンミラーは、スミソニアン研究所のクーパー・ヒューイット・ナショナル・デザイン賞を受賞しており、コントラクト誌の「インスパイア・ブランド」のリストでは4年連続で1位に選ばれました。企業の社会的責任におけるリーダーとしての認知と尊敬を受けているハーマンミラーは、ヒューマンライツ財団の企業平等指数 (CEI) で11年連続最高評価を受けるなど、数々のグローバルな持続可能性と協調性に関する賞を受賞しています。2018年度、会社は23億8,000万ドルの収益を生み出し、世界各国で約8,000人を雇用しています。ハーマンミラーはNASDAQ グローバル・セレクト・マーケットにおいてMLHRという銘柄で取引しています。

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