様々な文化との接触をきっかけに開花した探求心は、デザイナーとしての仕事にも大きく役立っているとウォレスは言います。ウォレスは「新しいソリューションを見つけ出すことは、手探りの状態から始まります。 でも何が関係しているのかを良く理解することができたら、問題をきちんと解決できるチャンスは大いに高まるのです。そうするには、自分以外の観点から、問題を見ることが必要なのです」と信じています。
ウォレスはさらに説明します。「良く描かれたスケッチで満足してしまうことはよくあります。でも、製品のイメージは、ほとんどの場合、プロセスの最終段階なのです。それを早過ぎる段階で始めてしまうと、何か新しいことを発見する機会を見逃してしまう可能性があります。」