Nicholas Dodziukによる製品
BernettとDodziukは、この任務に取り組む理想的なチームでした。二人は、CDSで長年一緒に働いて、飛行機のシートからグラフィックデザイン、そして消費財に至るまで、様々なプロジェクトを手掛けてきました。そして彼らは二人とも家具をデザインするのが大好きでした。
Bernettは言います。あらゆるプロジェクトにおいて「常にエンドユーザーのニーズが何よりも一番大切です。誰がこれを使用して、これを所望して、そしてその理由は?もちろん、性能基準もありますが、そうすると次の質問は、私達が取り組んでいるこれをどうやって製造するか?です。」
二人のデザイナーは、常に、物事の仕組みについて強い関心を持っています。「10歳の時に、機械工場内の作業についてよく知っていました」とBernettは言います。Dodziukは両親に感謝しています。彼の父親は数学者で、母親はアーティストだったため、右脳左脳の両側を利用する遺伝子を引き継ぎました。
「家具というものは、問題は複雑なものですが、解決策はシンプルなのです。」彼は言います。「家具に取り組むことは、人々の暮らしの質に影響を与える機会をたくさん得るということです。結局、人は週5日間、1日あたり8~10時間もオフィスの椅子に座っているのですから。」
BernettとDodziukは、各国を旅してきました。そしてそれは二人のデザインに対するアプローチに影響を与えています。人々がどのように考え、行動し、交流するか、人を研究することは、彼らのプロセスにとって必要不可欠です。
「デザインは、私達の暮らしているこの世界を理解するのに役立ち、そして他人とつなげてくれるのです。」Bernettは言います。「最高の製品とは、将来のニーズと動きを予期して定義し、そして最終的に私達の複雑な暮らしのバランス、ハーモニー、簡素化を促してくれるのです。」
彼はまた、過去を回顧することも重要だと感じています。「建築、芸術、デザインが連続したつながりの一部であるように、私達は、他者の行いから学ぶのです。」
パーソンズ美術大学で教えているDodziukは、「何か新しいものをテーブルに載せて、思い込みに異議を唱えて、そして可能性を見つける」ように生徒たちに奨励していると言います。「そうすることで、進歩するのです。」
この二人は間違いなく進歩してきました。そしてキャンバスラインで実現した、配慮の利いた、実用的な解決策で、まったく新しいオフィスランドスケープを作り出しました。