Michael Anastassiadesによる製品
「私は常に作品と人とのかかわり方を理解したいのです」とマイケルは言います。「魅力的に感じるのか?脅威的に感じるのか?常にこうした様々な疑問を抱きます。その後、その製品の様々な要素がお互いにどう関わるのかも考えます。」
Anastassiadesの作品はまさに実用的かつ率直な機能を持ちながらも、その存在感は詩的で謎めいた雰囲気も兼ね備えています。「結局のところ、人の感性なのです。魅力、好感度、外観、満足度、受容度などが私にとっては製法より大切なのです。私が追い求めているのは誠実さです。結局は、それが魅了となっているのです」とマイケルは言います。
キプロス島出身のAnastassiadesは、ロンドンのインペリアル・カレッジ・ロンドンで土木工学を学んだのち、英国王立芸術大学院で工業デザインを学びました。1994年に自分のスタジオを設立すると、2007年には自らの名を冠したブランドを発表しました。その後数年間でサプライヤーや工匠らと緊密な関係を築き、作品を生み出しています。この手法は功を奏し、FLOSやPuiforcat、Lobmeyr、スウェーデンのデザイン研究機関Svenskt Tennなどのブランドが彼と業務提携する機会を求めてきました。